市政野名だより第32号

投稿日: 2020年3月5日 作成者: nonasumiyo

市政野名だより第32号(PDFファイル)

発行者 野名すみよ 大王町波切108-1
令和元年8月発行 ℡72-1320

30年度決算

一般会計主な歳入

2582,907万円(主な内訳)

区分決算額
市税59億5,179万円
分担金及び負担金1億6,931万円
使用料・手数料2億9,920万円
寄附金1億2,512万円
繰入金・繰越金24億5,690万円
諸収入・他4億9,175万円
地方譲与税1億7,409万円
地方消費税交付金8億9,491万円
地方交付税95億3,984万円
国庫支出金21億 998万円
県支出金11億5,113万円
市債(借金)22億4,420万円
その他2億2,085万円
合 計2582,907万円

一般会計歳出

区分決算額
議会費2億1,240万円
総務費34億2,856万円
民生費76億8,065万円
衛生費28億4,669万円
農林水産費3億8,530万円
商工費4億5,641万円
土木費11億2,615万円
消防費13億2,464万円
教育費30億 532万円
災害復旧費355万円
公債費46億9,893万円
合 計2516,862万円

※合計額2万円の差異は千円単位の切り捨てによります。

財政調整基金残高は435,500万円

市政の財源不足を補うために自由に使える財政調整基金(預金)残高は43億5,512万円。特定目的基金を合わせると基金残高は95億5,547万円になりますが、特定目的基金は目的以外に自由に使うことはできません。市財政は平成30年度に予想された財政調整基金の枯渇という危機的な状況は脱したとはいえ、国から交付される地方交付税等により左右される不安定要素は変わっていません。

30年度滞納額43,262万円

繰越分を合わせて157,295万円

主な科目 (単位千円:四捨五入)

科目30年度滞納合計
市民税9,567万円5億4,864万円
固定資産税6,046万円4億2,894万円
軽自動車税645万円2,294万円
土地保有税 651万円
老人ホーム入所負担金36万円38万円
保育所保護者負担金158万円283万円
公営住宅等使用料296万円2,483万円
幼稚園保育料10万円15万円
土地建物貸付収入45万円45万円
福祉資金償還金0203万円
空き家等緊急安全措置実費弁償金274万円274万円
給食費徴収金30万円185万円
児童館等使用負担金13万円20万円
生活保護返還金等322万円3,361万円
国民健康保険税8,496万円3億5,885万円
後期高齢者医療保険料399万円728万円
介護保険料1,135万円2,423万円
下水道使用料30万円237万円
住宅新築資金等貸付31万円2億 191万円
水道事業9,553万円2億1,445万円

30年度の起債残高(借金)は

3611,567千万円

会計別起債残高

一般会計、住宅新築資金等貸付事業288億4,740万円
介護サービス事業、下水道事業35億8,746万円
水道事業、病院事業29億5,393万円
広域消防組合2億 708万円
鳥羽志勢広域連合ごみ、し尿、介護4億5,927万円
三重県市町総合事務組合6,052万円
合計361億1,566万円

30年度市債借入状況

合併特例債(現年分)10億6,430万円
合併特例債(繰越分)2,350万円
一般廃棄物処理事業1億5,460万円
学校教育施設等整備事業(現年分)5,430万円
学校教育施設等整備事業(繰越分)1億5,430万円
臨時財政対策債7億9,320万円
合 計22億4,420万円

住民一人当たり起債残高724千円

※平成31年3月31日住基人口49,897人で算出

30年度一般会計地方債償還(返済)額445,648万円

議会経費は21,240万円

一般職給与5,113万1,188円
議員活動費(報酬等)1億1,725万7,214円
議員共済会負担金3,418万1,600円
議会運営、議員研修費983万4,242円
合 計21,2404,244

議員の年間報酬額は11,700万円

議員一人当たりの報酬と期末手当の合算額

 報酬期末手当合計
議長5,640,0001,663,8007,303,800
副議長4,788,0001,412,4606,200,460
議員4,440,0001,309,8005,749,800

政務活動費の利用状況(議員1人に月額1万円)

会派名所属議員(敬称略)交付額
新風小河光昭、下村卓也231,388
大秀会大口秀和67,919
日本共産党坂口洋68,294
フォーラム未来谷口覚、西﨑甚吾、濱口三代和、井上幹夫357,574
 政務活動費を使わなかった議員12(敬称略)
 上村秀行、橋爪政吉、中村和晃、渡辺友里夏、金子研世、中村孝司、大西みゆき、前田俊基、山本桂史、濱口卓、山下弘、野名澄代、 

議員定数2名削減を可決

議員報酬減額は否決

令和1年12月定例会で、小河光昭議員が議員定数削減、野名澄代は議員報酬減額を提案しました。

議員定数は現行20名を2名削減で可決。議員報酬の減額は否決されました。議員報酬の減額が可決されれば年額707万円が削減できましたが…

詳しくは次の機会に報告させていただきます。

議員定数2名削減(敬称略)

 反対議員 坂口洋 
 賛成議員18名  坂口洋議員と濱口三代和議長を除いた18名の議員。 

議員報酬減額 削減額は年額707万円(敬称略)

 反対議員10名  下村卓也、井上幹夫、前田俊基、谷口覚、大口秀和、渡辺友里夏、山下弘、坂口洋、小河光昭、西﨑甚吾、 
 賛成議員9名 橋爪政吉、金子研世、中村孝司、濱口卓、大西みゆき、山本桂史、中村和晃、上村秀行、野名澄代、

「阿児の松原スポーツセンター」

テニスコートの年間利用者は47

阿児の松原スポーツセンターは、年間の管理運営費375万円に対し、収入は198万8,200円しかありません。

私はこの施設の必要性を含めた運営のあり方を指摘し、市は令和1年から閑散期の平日及び期間を限定した休館を決めました。テニスコートと駐車場以外の利用状況は、シャワー1,277人に収入は383,100円、ロッカー146人に収入は14,600円だけです。テニスコートの市外利用者はたった4人。

月別利用状況 (単位:円)

テニス金額駐車台数金額
4005959,000
5224,500134134,000
63500114114,000
73500334334,000
8102,500542542,000
900150150,000
1000135135,000
1145005959,000
12001515,000
10055,000
20077,000
351,0002424,000
4712,5001,5781,578,000

平成30年度分の救急医療情報キット

波切自治会だけが配布されず

平成30年度に配布されるはずの救急医療情報キットが令和1年12月現在、市内で波切地区だけが配布されていませんでした。対象世帯は641世帯。対象者929人の中で自治会に加入していない310人には民生委員が配布されましたが、自治会に加入している619人には配布されていません。

配布の対応は

配布の対応として、市は「平成30年3月、自治会連合会の理事会で、各自治会に事業の協力をお願いした。また、社会福祉協議会と委託契約を締結後、社会福祉協議会が自治会に配布の協力を依頼し、自治会未加入者には民生委員に依頼した」。

波切自治会長が配布を断った

市は「平成30年に4回、波切自治会長に配布の協力をお願いしたが、理解を得ることができなかった」とした上で、自治会の見解は「配布するだけではなく、連絡先、かかりつけ医、薬情報等の書き方の説明が負担になると危惧した…」と説明。

令和2年1月、自治会により平成30年度分の配布が完了したようですが、地域福祉は自治会と社会福祉協議会の協力がなければ成り立たないことを知らしめた事例であったと思います。

市政野名だより第31号

投稿日: 2020年3月5日 作成者: nonasumiyo

市政野名だより第31号(PDFファイル)

発行者 野名すみよ 大王町波切108-1
令和元年8月発行 ℡72-1320

志摩市議会の良識を問う

侮辱発言の懲罰動議を可決

令和元年6月27日、西﨑甚吾議員、前田俊基議員、井上幹夫議員から出された上村秀行議員に対する懲罰動議が可決されました。志摩市議会の良識が問われる懲罰動議の是非。お考えいただけませんか。

懲罰動議内容(要約)

理由1 西﨑甚吾議員を侮辱している

6月13日の一般質問で、上村秀行議員は「①現教育長が5月7日の全員協議会で所信表明した際、質問しようとしたら、心ないヤジが私の後ろ右斜め奥の20番議席の方より『一般質問でやれ』と発しられ、やむなく私は今回の質問をすることにしました」という発言を行っています。

しかし、議長は発言を制限していませんし、上村議員は発言を続けています。このように本会議での上村議員の発言は明らかに事実と異なっています。

そして本会議の場で西﨑議員を特定し、西﨑議員が正常な議事の進行を歪めた印象を多くの人に与えようとする悪意に満ち、明らかに西﨑議員を侮辱しております。

理由2 舟戸宏一教育長を侮辱している

同日の一般質問において上村秀行議員は、「②例えば教育長の身内が市内の学校の管理職(校長)であった場合、公正公平な判断ができるのか否か。私にとってあり得ないことですが、教育長はどう思われますか」と発言しています。

この発言は教育長が教育行政上、身内に対して公正公平な判断ができないような印象を与えるものです。聴いた市民に誤解を与える発言であり、志摩市の教育行政の責任者である舟戸教育長を侮辱しております。

西﨑議員は「一般質問でやれ」と

令和元年5月7日、全員協議会で上村議員が教育長候補者である舟戸宏一氏に質問中、西﨑議員から「一般質問でやれ」とヤジを飛ばされました。

上村議員の質問は、微細な実務的な内容に終始し、議長から注意を受けていたことを踏まえれば、この時点でのヤジは当然との感は否めません。

しかし、上村議員が市民に放映される一般質問の

場で西﨑議員の議席を特定し、このヤジを暴露したことを「侮辱している」として、懲罰動議を出した西﨑議員の見識に、私は同調できません。

侮辱の根拠は正当か?

私は上村議員のこの程度の発言が、懲罰を科されるほどの侮辱発言になるとは思ってもみませんでした。侮辱の根拠は、正当といえるのでしょうか。

理由1の根拠、心ないヤジ…が侮辱となるのか

侮辱の根拠として、地方自治法第133条「議会の会議又は委員会において侮辱を受けた議員は、これを議会に訴えて処分を求めることができる」を挙げています。懲罰動議内容①の発言の、どこが、何が、侮辱発言になるのか、私には理解できません。

理由2の根拠、教育長は侮辱と思っていません

侮辱の根拠に、「地方自治法第132条「議会の会議又は委員会においては、議員は、無礼な言葉を使用し、又は他人の私生活にわたる言論をしてはならない」を挙げています。

しかし、公人である教育長に、公正公平な職務の遂行を確認した質問(懲罰動議内容➁)は、議員として当然で「無礼な言葉、他人の私生活にわたる言論」に当てはまるはずがありません。

教育長の「侮辱と思っていません」の答弁からも、懲罰理由2の根拠は無効となりました。

それでも懲罰動議は、可決されたのです。

懲罰動議107で可決(敬称略)

賛成議員 下村卓也、井上幹夫、大口秀和、山下弘、西﨑甚吾、渡辺友里夏、濱口三代和、

小河光昭、坂口洋、谷口覚、

反対議員 橋爪政吉、金子研世,山本桂史、濱口卓、野名澄代、中村孝司、大西美幸、

欠席議員 前田俊基、

除斥議員 上村秀行

上村議員が取り消しと陳謝

上村議員は、6月13日に「心ないヤジが…」の発言を取り消しました。それでも許さず、西﨑議員は6月27日に懲罰動議を出し、陳謝させました。

暴露されて怒るヤジなら、言わなければよいと思います。また、発言の取り消しや陳謝するなら、最初から感情的な発言は慎むべきです。二人の議員の感情的な対立に振り回され、無駄な時間を費やした茶番劇議会。市民の批判は免れないと思っています。

議員の感情か? しがらみか?

ヤジを飛ばした西﨑議員が侮辱されたと懲罰動議を出し、そのヤジを暴露した上村議員が懲罰を科された理不尽な志摩市議会。

この一件は、志摩市議会は是々非々ではなく、議員の感情で物事を決める危うさがあることを露呈した一幕でもあったと思います。

経験を積んだ古参議員がこぞって賛成した中で、若手の金子研世議員、橋爪政吉議員が感情やしがらみに左右されずに判断されたことが救いでした。

議会改革で決まったこと

慶弔規程を廃止

何度か、市の慶弔規程の見直しを提案してきましたが、今回やっと、中村孝司議員の協力を得て廃止することができました。「議員、議員の配偶者及び血族一親等及び同居の義父母、常勤の特別職、元常勤の特別職、旧町の特別職」に、税から支出していた香典や生花は、全て廃止されました。

長期欠席議員の報酬を減額

「野名だより第29号」で報告しましたが、議員の長期欠席期間の報酬減額が決まりました。常勤職員よりも優遇された制度のため、今後、職員を超えない改正に向けて、努力したいと思っています。

改正された議員の欠席期間と減額率

欠席期間減額率
90日以上180日未満20%
180日以上1年未満30%
1年以上50%

政務活動費は現状維持

政務活動費は、現状維持と決まりました。平成30

年度に政務活動費を使った議員は20人中8人です。

主な使途は先進地視察でした。

平成30年度政務活動費の使用状況(単位円)

会派名・目的所属議員(敬称略)交付額
新風※目的小河光昭、下村卓也※先進地視察231,388
大秀会※目的大口秀和※新風の先進地視察同行67,919
日本共産党※目的坂口洋※新風の先進地視察同行68,294
フォーラム未来※目的西﨑甚吾、井上幹夫濵口三代和、谷口覚※先進地視察、研修357,574

政務活動費を使わない議員は「仕事をしていない?」と小河議員

小河光昭議員は「政務活動費を使って視察研修に

行くのが議員の仕事。議員として活動を進めていくために政務活動費がある。使わない議員は自費で視察研修に行き、どういう活動をしたか報告すべき(要約)」と議会改革特別委員会で強調しました。

政務活動費での視察研修に、一部市民から「視察研修を兼ねた議員の親睦旅行」との批判もあります。また、小河議員の主な仕事は視察研修かもしれませんが、議員の仕事は市財政や事業の検証、市政全般のチェック、市活性化に関する情報収集等、多岐にわたります。30年度に政務活動費を使わなかった議員は20人中12人。この12人は「自費で視察研修に行きました」と誇示することはないと思います。

先送りされこと

「市民の声を聴いてから判断したい」と

議員の身分については、「いろいろな方の意見を聴いてから判断したい」と先送りされました。皆さんの意見は、議員に届いていますか。

議員定数2人減が半数以上

現行の議員定数20人の削減について、半数以上の議員が2名減、野名澄代と上村秀行議員は4名減、坂口洋議員と大口秀和議員は20人で削減しない。

期末手当の減額は?

議会改革特別委員会では、議員の期末手当に加算

されていた20%を廃止し、さらに職員よりも多い

加算割合を職員並みに下げることを、議員総会に諮

りました。削減額は約707万円です。

反対議員は、大口秀和、渡辺友里夏、下村卓也、

小河光昭、谷口覚、坂口洋(敬称略)の6人でした。

下村議員は期末手当の減額に「削減はナンセンス、加算すべき」

下村卓也議員「全く反対。削減はナンセンスで加算すべきと思っています。自主財源の確保を努力しないのは執行部で、議会が質疑・質問で提案しているとおりにすれば、財源確保は少なくとも10億円はできていると思います。

議会が身を削る改革ではなく、行政が議会の意見を聞いて応える努力をする方が大事。議会はそれに対する知恵を与えているわけだから、むしろ、もっといただいてもいいのではないですか(要約)」

野名澄代「私の周辺に、報酬を上げよと言う人はいません。『行政が議会のいうことを聞かない』と言われましたが、その議決をしているのが議会で半分の責任があります。言うべきことは言う、時には身を切ることも必要です。率先して賛成です」

中村孝司議員「議員報酬は生活給ではなく、常勤ではないことを理解していただきたい(減額すべき)」

市長、議員の同時選挙は?

市長と市議会議員の選挙を統一することを、小河光昭議員が提案しました。理由は「4年間で約2000万円の選挙費用が削減できる、市長選挙に落選しても議員選挙で当選し、議会でやり合うのを見ていると良い印象は持っていない」。

西﨑甚吾議員「合併の在任特例で生じたズレを、解消した方が良いとの意見が私の周りに多い」。

私も市長と議員の選挙は統一すべきと考えていますが、議員総会での協議は進まずでした。同時選挙は議会の解散か議員の総辞職を経なければできませんが、可決した時点で議会は解散となります。以上の理由から提案時期は来年の9月議会か?